サンサンコーナー
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人間程愚かな動物はいないⅡ
前回は、人間の有史以来、戦いを続けそれが今でも続いています。人種の違い、考え方の違い、宗教の違い、その他色々な違いによって自分を正当化する為に意見の衝突が起こり、それが武力行使となり戦争になっていく訳を書きました。
昔は主に、領土の拡張が目的であったようですが、人間が多くなり、もう拡大する領土は少なくなり今は宗教戦争、民族戦争が多発しています。
また、昔は生活をし、食べる為に戦争をしたのですが、今や日本は米というすぐれた食糧ができたので、食べ物で争う事は日本では少なくなりました。しかし、世界的に見ればまだまだ多そうです。それは人間が増え続けることによって恒常的に食料不足が起きています。
その上環境汚染の為、水がどんどん汚染され将来は水不足が予想されます。この水は、日本では非常に安く手に入る為、日本人は安易に考えがちですが、お隣の中国等では深刻な水不足が顕在化しているようです。将来は水による戦争が起こりそうです。
そして、何げなく吸っている空気です。この空気が汚染されているので、将来空気による奪い合いが起こるかもしれません。今、空気汚染によって住めない所が多発して来ています。その水と空気の汚染が環境を悪化させ、異常気象を引き起こし災害を多発させています。
私の子供の頃は太陽は実に優しかったです。今は紫外線が強くてジリジリヒリヒリします。でも人間は何も改善していません。このまま進んでいくとどうなるのでしょう。今迄は二酸化炭素排出量が少ないことで、地球の自然治癒力が働き、もとに戻っていたのです。汚染量が自然治癒力を上回ることによって、段々地球が汚染されてきています。地球が破壊される訳ではないのですが、我々生物が住める環境ではなくなるのです。そんな方向に我々人類は進んでいるのです。人間の寿命は長くて100年ぐらいです。この人間が子孫に命を延々と引き継いでいきます。いつまでこの営みを続けられるのでしょう。人間は早く気づいて、戦争を即刻止めるべきです。又消費活動を縮小すべき時が来ているのではないでしょうか。一人ひとりが無理無駄を無くし、自分の生活を切り詰めていくことが必要だと思われます。自分さえ良ければ自分の身内さえ良ければという考えこそが、争いの元となっているのではないかと思います。少し考えて行きましょう。他人に勝つことではなく自分に勝つことこそ求められているのではないでしょうか!?
不動産遊民
都市研究家 調(しらべ) 亮(わたる)
令和4年5月吉日