サンサンコーナー
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新型コロナウイルス
2019年12月に初めて報道されてから1年3か月。全世界で新型コロナウィルスが猛威を振るい、我が日本も例外では無く、緊急事態宣言が発令され、午後8時以降の酒の提供や午後9時以降の営業を控えることにより感染を防ごうとしています。一時より大幅に減少したものの、感染者数は下げ止まり感が否めず、劇的な効果とまでは言えないように思います。
まず感染を防ぐ方法ですが、ワクチンの開発が急務ということで、全世界でワクチンの開発が急がれています。しかしワクチンというのはいったい何なんでしょう。
辞書によるとワクチンとは「感染症に対する予防に用いられるすべての細菌性やウィルス性の製品」とあります。ワクチンには生ワクチンや不活化ワクチンなどいくつか種類があるそうです。
今回の新型コロナウィルスのワクチンは、メッセンジャーRNAワクチンという、ウィルスのタンパク質をつくるもとになる情報の一部を注射し、人の体内でこれをもとにウィルスのタンパク質の一部がつくられ、それに対する抗体ができ、免疫ができるそうです。
若くて健康な人はいいのです。しかし我々みたいな高齢者は本当に抗体が出来るのでしょうか?私は高齢者になる程難しいのではと思います。抗体ができる代わりに体調に異変が起きないか、心配になります。
それよりも私は、予防も大事ですが治療法は確立されてきているのかということの方が懸念されます。
この治療法の情報がほとんど報道されていないことで、一般の人々の心理をますます不安に陥れています。まず予防と併せて治療法の確立が急務だと思われますし、その情報の開示が必要かと思われます。
私は毎日の《新しい感染が何人》という報道は世間に不安を煽ったり、反対に数字慣れして油断する怖さもあり、何の対策にもなっていないと思います。もっと肝心な部分の報道をすべきだと思います。肝心の報道とは、例えば治療して完治した人は抗体が出来ているので以後感染しないのか、それとも再度感染するのか。もう保菌しておらず他の人に感染させる恐れが無いのかなど全然分かりません。ただ世間の人々を不安に陥れているだけなのです。
西暦1330年頃から全世界でペストが流行りました。もともとはモンゴル帝国の支配下にあった中国大陸で発生したものでしたが、全ヨーロッパの人口の3割が死滅したと言われています。ペストが終息したのは世界の人が皆罹患し、抗体が出来たときだと言われています。そうした歴史から学べば、治療法が確立されてない現状では、この新型コロナウィルスは全世界の人が罹患して抗体が出来た人だけが、ワクチンを接種した人だけが生き残り、その他の人々は死滅するということになります。
コロナウィルスの確実な治療法がまだ確立されていないということを、人々が動揺する為報道出来ないというのであるならば、このウィルスは当分終息不可能で、このままの状況が長く続くことになります。
ペストの猛威を受け、人口の3分の1が死亡したイギリスは、労働者不足に陥り穀物栽培から羊の放牧へ転換が進んだそうです。
我々の社会も大きく変化し人々の考えも、人生の価値観すらも大きく変わらざるを得なくなるかもしれません。それでも私達は本当の事を知りたい、真実を知りたいのです。
真実の報道を待っています!
不動産遊民
都市研究家 調(しらべ) 亮(わたる)